マインクラフト統合版には、独自の機能や見た目を追加するためにアドオンというものが存在します。マーケットプレイスなどでよく見かけると思います。こちらではそのアドオンを自分で作るために必要となるソフトウェアなどについて記載します。(必須ではないものもあります)
Visual Studio Code
いわずと知れた開発用のエディタです。マインクラフトに限らず他のプラグラム開発にも非常によく利用されているものです。
こちらのページからダウンロードできます。
Japanese Language Pack for Visual Studio Code(拡張機能)
Visual Studio Codeの拡張機能です。Visual Studio Codeにて日本語を利用できるようにします。慣れた言語のほうが使いやすいですので入れておきましょう。
Visual Studio Codeをインストール・起動後、左側メニューにある拡張機能より検索してインストールできます。

UUID Generator(拡張機能)
Visual Studio Codeの拡張機能です。アドオン開発においてUUIDという一意キーを発行する必要があります。そのキーを自動生成してくれる機能を追加するものです。
拡張機能を導入すると、右クリックメニューに「Generate UUID At Cursor」が追加され、UUIDを簡単に発行できるようになります。

Blockception’s Minecraft Bedrock Development(拡張機能)
Visual Studio Codeの拡張機能です。Visual Studio Codeにて開発する際、開発のサポートをしてくれるツールです。マインクラフトのコードを記述すると、候補を出してくれたり、コードの説明をしてくれたりします。入れておいて損はないでしょう。ただし、この拡張機能を使用する場合、ビヘイビアパック、リソースパックのそれぞれに「BP]または「bp」、「RP」「rp」を入れておく必要があります。
Minecraft Bedrock Edition Debugger(拡張機能)
Visual Studio Codeの拡張機能です。Script APIを利用する際にマインクラフトと接続してデバッグができるようにするためのものです。単にテクスチャーを張り替えたり、既存のエンティティの動作を簡単に修正する分には利用しません。動作させながら、その時の値などを参照できるためScript APIを利用する場合には非常に便利です。
Block Bench
マインクラフトのモデルを作成するためのソフトウェアです。このソフトウェアを使うことで、独自のモデルを作成したり、そのモデルに合わせて動きを変更したりすることができます。
Block Benchの日本語化ですが、「File」メニュー「Preferences」>「Settings」を選択します。「General」に「Language」があるので日本語を選択し、Closeします。再起動すると日本語化されます。
Minecraft Entity Wizard(プラグイン)
Block Benchのプラグインです。Minecraftのエンティティについて、独自のエンティティを簡単に作ることができるようにする機能を追加します。基本形のエンティティを選択し、それについて独自の変更を加える形でエンティティを作成していく形です。
プラグインの導入は、「ファイル」メニュー「プラグイン」より、該当のプラグインを検索してインストールします。
Minecraft Item Wizard(プラグイン)
Block Benchのプラグインです。Minecraftのアイテムについて、独自のアイテムを簡単に作ることができるようにする機能を追加します。
Minecraft Block Wizard(プラグイン)
Block Benchのプラグインです。Minecraftのブロックについて、独自のブロックを簡単に作ることができるようにする機能を追加します。
Vanilla Resource Pack
ソフトウェアとは違うのですが、マインクラフト統合版のバニラデータです。既存のテクスチャーなどがここに入っているため、アドオン開発する上では非常に参考になります。
私がマインクラフトアドオンを開発する際にパソコンにインストールしているもの紹介しました。これ以外には、Windowsパソコンに標準でインストールされている「ペイント」を用いて画像の微調整などをしたり、GoogleのAIであるGeminiを利用してイラストなどを生成して利用したりしています。また開発する際にMinecraft Bedrock Edition Documentationはよく読みますね。

もともとPCでマインクラフト統合版をやっているので、環境を作成することの敷居は低かったように思います。







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